認可、認可外、認証、などなど、保育園って色々な種類があって、どんな違いがあるのか意外と分からないという方も多いのではないでしょうか?
今回は個々の保育園の特徴について簡単に解説します。

認可保育園とは?

国が定めた設置基準(施設の広さ、児童数、職員数、設備等)をクリアして、都道府県知事に認可された児童福祉施設のことをさします。
自治体が運営する公立保育所と、社会福祉法人や株式会社が運営する民間保育所(私立)の2種類があります。どちらも運営費の約9割が補助金となっているため、保育料は比較的低額に抑えられています。尚、認可保育園の保育料は世帯収入によって決まるため、公立も私立も保育料に変わりはありません。(私立の場合は諸経費などかかるため、その分は上乗せされますが)

認可保育園のメリットは、国の基準をクリアしたという「安心感」と前述の「保育料の安さ」。保育内容に施設の独自性が欠けるという指摘もありますが、株式会社が参入することで園ごとの差別化が進んできていると言えるでしょう。

認可外(無認可)保育園とは?

「認可保育所」以外の子供を預かる施設(保育者の自宅で行うもの、少人数のものも含む)の総称です。東京都独自の「認証保育園」もこれにあたります。
認可外(無認可)というと規定などないように感じるかもしれませんが、開設や運営にあたっては「認可外保育施設に対する指導監督要綱」を満たす必要があります。

認可外保育園のメリットは「自由度が高く、園の独自性が出しやすい」点です。ですから「お受験に力を入れたい」や「自然とふれあわせたい」などといった明確な教育方針をもった保護者は認可外保育園を選ぶことになります。

認可外保育園は認可保育園と違い、運営を保育料収入でまかなっています。必然的に認可保育園と比べて保育料は高くなり、立地や設備、保育内容などによって大きな差がでてきます。

認可外(無認可)保育園の例

認証保育園

東京都が独自に定める基準をクリアした保育園。認可保育園だと、設置基準などから大都市では基準を満たすのが困難であることなどから創設されました。A型(駅前基本型)とB型(小規模、家庭的保育所)の2種類に分かれています。園児1人あたりの基準面積が認可に比べて狭いというデメリットはありますが、0歳児保育を必ず実施する(認可だと0歳児枠が無い園もある)」、「13時間開所している(認可は11時間)」など、都民のニーズを満たした形式になっています。

横浜保育室

横浜市が独自に定める基準をクリアした保育園。東京都の認証保育園と同様に横浜市民のニーズに応えるため、延長保育・一時保育・休日保育等を行っています。

事業所内保育施設

企業や大学、病院等が職員や学生の福利厚生のため、事業所内で運営している施設。職員の早期復帰や仕事・育児の両立を助けるとともに、事業所のイメージアップにつなげることができます。

小規模保育施設

マンションの一室などを活用して6~19人の子どもを預かる施設。0~3歳未満児が対象となります。1人ひとりの子どもに対してきめ細かい対応ができるというメリットがあります。尚、2015年に施行される「子ども・子育て支援法」により、この小規模保育施設は「小規模認可保育所」となり国の認可事業として位置づけに変わります。